備前福岡屋カネヒコ酒店

天寶一醸造元

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先日、「天寶一醸造元」村上康久社長が、当店に来られました。

3年前の4月、蔵を訪問させていただき、お取引をはじめた蔵元さんです。

 

ご来店された日の夜は、従業員を連れ社長と3人で、天寶一の酒造りはもとより子育ての話まで幅広く、天寶一を飲みながら語り合いました。

 

村上社長の人柄を一言でいうならば、『実直』であるということ。

 

商売において、とても大事なことだと私は思っております。

 

美味しい酒は、世の中たくさんあり、美味しいというのは、人それぞれであり、その人が飲み判断できます。

 

いい酒ももちろん、人によって「いい」と思う価値観は違うわけですが、それは飲んだだけでは分かりません。

 

『酒は心』とことあるたびに、私は書いていますが、「酒がうまい」ということは、「心がうまい」ということです。

 

世の中には、安心安全という言葉がありますが、安心とは、心が安らぐこと。

 

またその酒を飲むことで、世の中がよくなる酒。それは、心が満たされることでしょう。

 

村上社長は、これからも酒造りの技術を磨き、美味しいお酒を世に出していかれるでしょうし、なにより「心がうまい酒」をこれからもしっかりと造っていく蔵元であると確信した、そういう一日となりました。

 

十九代目 大塚恭範 拝

 

下記URLは、天寶一の商品紹介です。

http://bizenfukuokaya.jp/sake/tenpouichi/