秋分 末候
秋分 末候
水始めて涸れる ~みず はじめて かれる~
田から水を引き、稲刈りに取りかかるころ。たわわに実った稲穂の、秋真っ只中です。
旬の魚介『とらふぐ』 旬の野菜『銀杏』 旬の草花『金木犀(きんもくせい)』
候のことば 『稲の実り』
夏に花を咲かせたのち、実った穂が垂れ下がり、いよいよ稲刈りの時期が訪れます。実りの早いものを早稲(わせ)、遅いものを晩稲(おくて)、その間のものを中稲(なかて)と呼ぶそうです。
また、水田で育った稲は、水稲(すいとう)、水を張らず、畑で育った稲は陸稲(おかぼ)というそうです。
十九代 大塚恭範拝