備前福岡屋カネヒコ酒店

霜降 次候

霜降 次候

霎時施す ~しぐれ ときどき ほどこす~

時雨が降るようになるころ。

 

候のことば 初時雨

ふいに強い雨が降りかかり、見る間に去っては青空が広がる時雨は、晩秋から初冬にかけての空模様。

一所だけに降る「片時雨」、横殴りの「横時雨」など。

 

旬の魚介 「きんき」 旬の野菜 「山芋」

 

旬の日 「初恋」

島崎藤村の詩「初恋」が発表されたのが、明治29年(1896年)10月13日。それにちなみ、初恋の日になったそうです。

 

まだあげ初めし前髪の

りんごのもとに見えしとき 島崎藤村「初恋」より

 

島崎藤村がにごり酒を飲み詠んだ歌

にごり酒

にごれる飲みて

草まくら しばしなぐさむ

 

先日、「藤村のにごり酒」入荷いたしましたので、ご興味のある方はどうぞご覧ください。

http://bizenfukuokaya.jp/tousonnonigorizake2014/

 

十九代目 大塚恭範 拝