春分 初候
春分 初候
雀始めて巣くう ~すずめ はじめて すくう~
雀が枯れ草や毛を集めて、巣をつくりはじめるころ。
候のことば
暁と曙
夜が明けようとしているけれど、まだ暗い時分のことを春暁といいます。
万葉の時代には『あかとき』といい、平安時代に入り『あかつき』というようになったとか。
曙は、暁よりも時間的に後で、夜がほのぼのと明けようとする頃。
旬の野菜「蕗」
数少ない日本原産の野菜。
旬の魚介「帆立貝」
旬の草花「関東たんぽぽ」
華の形が鼓のように見えるからと「タン・ポン・ポン」と鳴る音が、名前の由来になったとか。
十九代目 大塚 恭範拝