備前福岡屋カネヒコ酒店

  • 百年の孤独「百年のボトル」限定発売のお知らせ

    kuroki_56黒木本店は宮崎県高鍋町に所在する焼酎メーカーです。

    1885年( 明治18 年)の創業以来「焼酎一筋」の信念のもと、本格焼酎の製造を続けています。

    そして1985年(昭和60年)、創業からちょうど100 年目という節目となる年に本格麦焼酎「百年の

    孤独」を発売します。「百年の孤独」は黒木本店の創業以来100 余年も受け継がれてきた伝統の

    製法にのっとり造られる本格麦焼酎です。手造りの麹と大麦のみを厳選して造る焼酎を樫樽の中

    で長期熟成させることにより、深い味わいとまろやかなコクが生まれ、発売以来多くのみなさまからのご愛顧を頂いてきました。

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    本格麦焼酎「百年の孤独」 -その名の由来-

    「百年の孤独」の名はガブリエル・ガルシア=マルケス氏の小説『百年の孤独』へのオマージュから付けられました。

    長期熟成という「百年の孤独」の特徴は樽の中でひとり静かに熟成する焼酎の姿を思わせ、また、焼酎やお酒の持つロマンチシズムは小説『百年の孤独』で描かれる幻想と現実の混ざり合う世界にも通じる。

    そんな思いが「百年の孤独」という名には込められています。

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    復刻された100 年前のボトル

    今回の黒木本店「百年の孤独」のために制作されたボトルは、バカラが初めて日本のお酒のために制作したものです。

    バカラにとっては大きなチャレンジであったとともに、必然とも言える出会いでもありました。特別なボトルを制作するにあたり「百年」というキーワードを重要なコンセプトにおきました。

    バカラのアーカイヴには、その2 5 0 年にわたる歴史の中で制作されてきた作品のオリジナル図面が20万点以上保管されています。その中から、焼酎「百年の孤独」が発表された年の「100年」前、つまり黒木本店の創業の年である1885年に発表されたデカンタ(ボトル)の図面を探し出しました。1885年は19 世紀半ばよりパリで開催されてきた万国博覧会でグランプリをはじめとする数々の賞を受けたことからバカラの名が世界に知られるようになり、各国からの特別注文に応えることでさまざまな美術様式を取り入れ、また制作技術にさらに磨きをかけていた時代。

    そのような時期に作られた数々の作品の中でもきわめてシンプルでモダンなデザインがひときわ異彩を放っていたのが今回制作されたデカンタです。kuroki_54 kuroki_47

    プレミアム百年の孤独

    門外不出の特別なブレンドによって製造された「プレミアム百年の孤独」は、黒木本店の長い歴史の中でも最も希少価値があり、通常の百年の孤独とくらべてもあらゆる点で手の込んだ製法で製造されています。

    「プレミアム百年の孤独」は、225リットルのミズナラ樽と110リットルのフレンチオーク樽という小ぶりの樽で貯蔵します。小ぶりの樽では多量の焼酎を貯蔵することはできないため、生産効率は低下します。しかし、木と焼酎の接する比率が高くなるため、芳醇な香りが生まれやすくなります。この小ぶりの樽で熟成させることで、しっかりとした骨格のある、強い味わいに仕上がります。熟成期間も長期に渡り、ミズナラ樽では10 年以上、フレンチオーク樽では5 年以上熟成。さらには黒木本店の所有する蔵の中で最も古い、27年もの間熟成させた焼酎もブレンドしています。

    この焼酎には市場で値段の付けられないほど希少な価値があり、「秘蔵」という言葉がこれほどまでにふさわしい焼酎はありません。まるで「百年のボトル」のために蔵の中でずっと眠っていたかのようです。

    この3種類の焼酎をブレンドすることによって生まれたのは、甘みと苦みの余韻が長く続くしっかりとした味わいと、樽と麦焼酎が織りなす複雑な香り。ヴァニラ、ココナッツ、チョコレート、キャラメル、バナナ、青リンゴの香りが混ざり合う、華やかな芳香が口の中に広がります。

     

     百年の孤独「百年のボトル」

    本格焼酎  容量500ml

    原材料 麦、麦麹

    アルコール度数 40度

    発売日 2015年11月1日

    金額 300,000円+税

    今年お生まれになったお子様やお孫様の記念酒、結婚30周年のお祝いの記念品等、特別なお祝いの品として世界に500本のみの、時を刻む極上の逸品はいかがでしょうか。